近年のブームでちらほら話題になる「発酵」。
なんとなく体に良さそう、というイメージはあるものの、何に効くのか具体的にはわからないという方も多いのではないのでしょうか。
そもそも「発酵」とは何なのでしょう?
「発酵」と聞いてまず思い浮かぶのは、味噌・醤油・チーズ・ヨーグルト・ワインと言った食品です。これらの発酵食品は、大豆や牛乳、ぶどう果汁などの素材が独特のおいしさや高い栄養価をもつ食品に変化したもの。この変化は、カビ・細菌・酵母菌といった微生物が時間をかけて作り出しています。その過程を「発酵」と呼ぶのです。
発酵食品が健康に良いのはわかるけど、美容にまで?と思うかもしれません。しかし、その美容効果は想像以上のもの。
まず期待できるのが「抗酸化効果」です。抗酸化作用をもっている成分にはビタミンCやカロテンなどがありますが、これらは素のままで摂取するより、発酵させ酵素が働いた状態の方が体の中で効率良く作用します。
次に期待したいのが「美白効果」。「酒蔵の杜氏の手は白く美しい」という説があるように、米の発酵液にはくすみの元となるメラニン色素の働きを抑える作用があります。
また、乳酸菌の発酵エキスには、皮膚の色素沈着を起こすチロシナーゼの活性を阻害する効果があることもわかりました。
他にも保湿効果やデトックス効果など、発酵食品には思わぬ美容効果が隠されています。
美容に良いのなら毎日の生活に取り入れてみたい!そんな方のために、より発酵パワーが働く食べ方をご紹介します。積極的に摂り入れて、内側から輝くハツラツ美人に!
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